2011年4月10日日曜日

がんばるべはちのへ 【新八の朝市】

 
3月13日に賑々しく開催され……るはずだった、日本最大規模を誇る館鼻岸壁朝市
しかし東日本大震災の影響をモロに受け開催が延期となり、震災から1ヶ月たった今でもまだ甚大な被害のツメ痕が残る館鼻岸壁での朝市開催は目途がたっていない。

館鼻岸壁朝市 通常の館鼻岸壁朝市の様子

館鼻岸壁朝市に出店する予定だった方々は行き場を失い、
朝市の開幕を待ちわびていた大勢の朝市フアンは途方に暮れた…。

誰もが朝市の開幕を切望していた。

そんなワケで、
館鼻岸壁朝市の一部の運営会と出店者がいろんな意味での“救済策”として今朝(4/10)から始めたのが新八の朝市
八戸市内で営業する大型宿泊入浴施設「新八温泉」駐車場を間借りしての暫定朝市である。
(毎週日曜日・水曜日の夜明け〜10時までの開催)


新八の朝市会場には約60店くらいの店が並び、大勢の朝市フアンが詰め掛けた。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

初めての朝市会場に足を踏み入れ巡り始めた当初は、やっぱりワカッチャいるけど館鼻岸壁と比べてしまい、店舗数・客数共に少なめな事など目についてしまったけれど……

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

各店の幟(のぼり)が日曜日の新鮮な朝日を浴びて立ち並ぶ様は、紛う事なき、あの慣れ親しんだ、館鼻岸壁のソレそのものだった。

場所と規模こそちがうけれど、コレは「館鼻岸壁朝市」なのだ。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

ソレもソノはず、出店者の方々は、いつもの“あの人達”なのだから、違わないのも当然。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

朝市は、
「場所」ではなく「人」によって成る!


そんな“見慣れた”場内には、
場所を提供した新八温泉のブースも新たに設けられ、温かい食べ物などを提供していた。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

この際だから「新八の朝市」と24時間営業の「新八温泉」をまとめて利用して、現在運休中の「あさぐる」気分に軽く浸るのも一興かもしれない。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

そんなこんなで、変則的だけれどやっと開市にこぎ着けた「館鼻岸壁朝市」の人達。
コレでひとまず安心(?)
しかし「やっぱりいつもの館鼻にもどりたい」という意見も出店者・利用客両方から控えめに聞かれた……。

海に寄り添って、海の恩恵を受け、海辺を基盤として暮らしてきた我々「浜の民」に、改めて海と共に生きることの過酷さを強烈に思い出させ、深く知らしめた震災から、1ヶ月。

海辺
(↑イメージ画像)


それでも浜の民の習性は再び海を求め海辺を目指すのだった。

館鼻岸壁朝市
通常の館鼻岸壁の朝市の様子


ちなみに…
現在、最も海辺に近い処で開催している「湊山手通り朝市」は、

湊山手通り朝市

3月20日の開市以来、週を追うごとに好調を増している。

湊山手通り朝市

まるで館鼻岸壁に移転する以前の「湊日曜朝市」を彷彿とさせる勢いでスッ!


コレぞ浜の底力!

がんばるべ八戸
 

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