2011年4月3日日曜日
八戸の「意気」、湊の「義」
本来ならば本日4月3日は「日曜新鮮市」が開かれるはずだったJR陸奥湊駅前。
しかし日曜新鮮市を開催する八戸市営魚菜市場では、スタッフ(組合員、イサバのカッチャ達)の一部関係者に被災者がいたことなどから、残念ながら本日の本開催は見送りとなりました。
しかし、湊商栄会(商店街)の会長・ミウラさんの呼びかけにより、陸奥湊駅北口前観光案内所付近を利用した「日曜新鮮市 復興応援ver.」が開催されることとなったのです!
震災の影響で中止となった「八戸みなと朝市まつり」チラシの上に貼り付けられた
「復興応援日曜新鮮市 がんばろう湊」のチラシが印象的です!
湊周辺には、「復興応援」に意気を感じた方々が多数あつまり、陸奥湊駅前を中心に陸奥湊駅前通り全体がタダナラヌ雰囲気…というか 、熱く燃え上がっていました!
観光案内所では7時から「八戸せんべい汁」のお振舞いなどもあり、日曜の早朝だというのに、いつも以上に大勢の人で溢れています。
背負いカゴ侍やホンモノの背負いカゴ・カッチャの皆様、中には震災の影響を受けて休止中の館鼻岸壁朝市出店者や北のコナモン博覧会参加店の方々の姿も見えます。
なにより、今この現状にナニカをしなければならないと感じた方々がウワサを聞きつけて集まってきたという独特のムードは、好もしい“迫力”みたいなモノとなって町中にどんどん波及しているようでした。
そして、なんと!
タレントの十日市秀悦さんも急遽(前日の夕方あたりに御当人自らの参加申し入れがあったそうです!)「イサバのカッチャ」として進行を務めてださることとなったといいます。
ほとんど急ごしらえで開催された「日曜新鮮市特別版」に、この信じられないくらいの参加者の数!
(演台上、観客、出店者、利用客、主催者…全ての人が参加者であり当事者でした)
ほとんど We are the Hachinohe, We are the children の世界です!
十日市さんの「イサバのカッチャ」で目頭が熱くなったのは初めてです…。
湊サイコー!
また、陸奥湊駅北口前会場の逆側南口付近で開催している「湊山手通り朝市」も、3月20日初開催以来の盛況に輪をかけて多くの人出に賑わっていました!
こんなふうにみんなで団結して相乗効果を生み出していけば、きっと復興も順調早急に進んでゆくはずです。
そして、復興が完了したときには、震災前以上に力強く素敵な八戸・湊に生まれ変わっているはずです。
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