2011年4月27日水曜日

GWは朝市から元気をもらう

桜の開花宣言もあり、いよいよ春本番の八戸。
震災の影響を受けながら4月3日に開催された


日曜新鮮市 復興応援ver.」

湊の意気と熱気溢れる力強さが印象的で、
正に“湊町はちのへ”を痛感した。

その、意気と熱気が再び開催される!

  「がんばろう湊 第2弾!!」

     

開催日:5月1日(日)
時 間:朝5時〜9時
八戸市営魚菜小売市場も営業して、陸奥湊駅前通に出店が並びます。

当日、駅前特設ステージでは「小西礼子」さんが出演。
7時からは観光案内所で「せんべい汁」のお振舞いも!(先着100食)

ギュっと凝縮された湊の意気と活気が詰まった朝市に行くべ〜!!


さらに・・・。
館鼻岸壁朝市の一部の運営会が新八温泉の駐車場で水曜日と日曜日に開催している“新八温泉の朝市会”が

「東日本大震災チャリティー 
 〜朝市と植木市と野外ステージ芸能ショー〜


を開催します。

    

開催日:5月3日・4日の2日間
時 間:夜明け〜午後1時まで
朝市はもちろん、チャリティーカラオケや芸能愛好会の方々のショーなど盛りだくさん。
朝市を巡ったあとに新八温泉でほっこりも一興かな。


「春はあけぼの」というが、八戸の春は湊と朝市の活気から。
GWは、ちょこっと早起きして元気をもらおう!

2011年4月17日日曜日

帰ってきた新しい朝市【江陽の朝市】

 
さて突然ですが、ココがドコだかワカリマスか?


なんだ館鼻岸壁朝市のソバ屋じゃないか」…と答えた方は、
かなりの朝市ツウであり、しかしまだまだ甘いともいえます。

この見るからに「館鼻岸壁朝市」な“状態”は、
実は今朝(4/17)から始まった「江陽の朝市」なんです!



きわめて館鼻岸壁朝市的なこの「江陽の朝市」。
ソレもソノはず、現在休止中の館鼻岸壁朝市出店者が中心となって暫定ながらやっと開催にこぎつけました!

いつもの海辺から少しばかし内陸部へ移動し、ライジング江陽の駐車場を間借りして毎週日曜日の夜明けから8時までの開催です。


大きな地図で見る


今回この「江陽の朝市」を企画・運営したのは「海の朝市友の会」会長のアカサカさん。
館鼻岸壁朝市のメイン食堂としてお馴染みの、あの「角のソバ屋さん」のヒトです。



「どこの朝市会とか関係なく、出店したい人が集まって仲良く楽しく開催できればいいんです」との言葉どおり、現在、震災の影響により“離散”している館鼻岸壁朝市の出店者に限定せず、様々な事情で出店場所を探している他朝市団体の方々も広く受け入れるといいます。
(しかし、初開催の今朝ですでに80店舗ほどが集まり、来週には100店舗—この場所での想定MAX—に達する見込み! しかも現在でも出店希望者の問い合わせが続いているようです)

そんな穏やかで朗らかなアカサカ会長の“思い”が表れたのでしょう。
この新しい朝市会場内はホノボノした朝市感と大勢の賑わいが上手い具合に合わさり、館鼻岸壁朝市のムードを発散しつつ目新しさも加味されています。
なんか「この位の規模が調度良いのでは?」とさえ思えてきたりもします……。



館鼻岸壁でお馴染みの名物店の皆さんも多数復活!



みんな久しぶりの朝市に嬉しそうです!



朝市フアンとしても、場内を廻ってゆくにつれ、
なんか、「帰ってきた」感がヒシヒシと強くなってきます。



お店の方もお客さんも、ホントに楽しそうなのです!



また暫定的とはいえ、この「復活」は当然多くのメディアの注目も集めました。
ソレは館鼻岸壁朝市への市民の期待と関心の強さを如実に物語っているともいえるでしょう。



八戸朝市の中核を担い、多くのフアンに支持されてきた館鼻岸壁朝市の動向は、経済的にも観光的にも文化的にも…様々な意味で市民の大きな関心事なのです。





不詳、名も無きいち朝市フアンではありますが、いままでどおり毎週毎週各朝市を巡って利用し続けることが、ささやかながら賑わいの一端に加わり、ひいては復興のちょっとした足しになるのではないか?…と都合良く考えております。
そんなワケで今期益々朝市通いを続ける所存であります!


 

2011年4月10日日曜日

がんばるべはちのへ 【新八の朝市】

 
3月13日に賑々しく開催され……るはずだった、日本最大規模を誇る館鼻岸壁朝市
しかし東日本大震災の影響をモロに受け開催が延期となり、震災から1ヶ月たった今でもまだ甚大な被害のツメ痕が残る館鼻岸壁での朝市開催は目途がたっていない。

館鼻岸壁朝市 通常の館鼻岸壁朝市の様子

館鼻岸壁朝市に出店する予定だった方々は行き場を失い、
朝市の開幕を待ちわびていた大勢の朝市フアンは途方に暮れた…。

誰もが朝市の開幕を切望していた。

そんなワケで、
館鼻岸壁朝市の一部の運営会と出店者がいろんな意味での“救済策”として今朝(4/10)から始めたのが新八の朝市
八戸市内で営業する大型宿泊入浴施設「新八温泉」駐車場を間借りしての暫定朝市である。
(毎週日曜日・水曜日の夜明け〜10時までの開催)


新八の朝市会場には約60店くらいの店が並び、大勢の朝市フアンが詰め掛けた。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

初めての朝市会場に足を踏み入れ巡り始めた当初は、やっぱりワカッチャいるけど館鼻岸壁と比べてしまい、店舗数・客数共に少なめな事など目についてしまったけれど……

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

各店の幟(のぼり)が日曜日の新鮮な朝日を浴びて立ち並ぶ様は、紛う事なき、あの慣れ親しんだ、館鼻岸壁のソレそのものだった。

場所と規模こそちがうけれど、コレは「館鼻岸壁朝市」なのだ。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

ソレもソノはず、出店者の方々は、いつもの“あの人達”なのだから、違わないのも当然。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

朝市は、
「場所」ではなく「人」によって成る!


そんな“見慣れた”場内には、
場所を提供した新八温泉のブースも新たに設けられ、温かい食べ物などを提供していた。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

この際だから「新八の朝市」と24時間営業の「新八温泉」をまとめて利用して、現在運休中の「あさぐる」気分に軽く浸るのも一興かもしれない。

館鼻岸壁朝市(新八の朝市)

そんなこんなで、変則的だけれどやっと開市にこぎ着けた「館鼻岸壁朝市」の人達。
コレでひとまず安心(?)
しかし「やっぱりいつもの館鼻にもどりたい」という意見も出店者・利用客両方から控えめに聞かれた……。

海に寄り添って、海の恩恵を受け、海辺を基盤として暮らしてきた我々「浜の民」に、改めて海と共に生きることの過酷さを強烈に思い出させ、深く知らしめた震災から、1ヶ月。

海辺
(↑イメージ画像)


それでも浜の民の習性は再び海を求め海辺を目指すのだった。

館鼻岸壁朝市
通常の館鼻岸壁の朝市の様子


ちなみに…
現在、最も海辺に近い処で開催している「湊山手通り朝市」は、

湊山手通り朝市

3月20日の開市以来、週を追うごとに好調を増している。

湊山手通り朝市

まるで館鼻岸壁に移転する以前の「湊日曜朝市」を彷彿とさせる勢いでスッ!


コレぞ浜の底力!

がんばるべ八戸
 

2011年4月3日日曜日

八戸朝市前線北上中!! Day-02.

 
昨日に引き続き、八戸の朝市は中心部から沿岸部へと徐々に北上するように開催してゆきます。

今朝は、新幹線発着駅「八戸駅」や八戸地域地場産業センター「ユートリー」という近代的な大型施設の前に、生産者(農家)の方々が集まって、のんびりホノボノと展開する「八戸駅前朝市」の今期初開催日です。
八戸駅前朝市は比較的早く始まり早々に終わるとあって、同じ日曜日に開催される他朝市と掛け持ちで出店する方や、土曜日開催の「八戸ニュータウン朝市」と両方に出店する方々などで構成されています。



八戸駅前の広い敷地内に10店程が並ぶ朝市は規模こそ小さく見えますが、時間帯と方角によって朝日が燦々と降り注ぐ、まことに朝市らしい朝市とも言えるでしょう。



続いて、
八戸駅前から中心市街地へと向かい、八戸市のド真ん中で素朴に開催される「三八城山日曜朝市」へと向かいます……



三八城山朝市は、出店者同士や常連客など集まる人々がとにかく“仲が良い”のが特徴で、地域型朝市らしいアットホーム感が初めて人にも心地良いところです。

また以前から朝市会々長オダさんの指導の下、品質の管理にも厳しく、できるだけ地域のモノを扱うようにも心がけています。



そんな三八城山日曜朝市も今朝が今期初市。
初市や〆市で恒例となった「花の苗プレゼント」も行われるとあって、多くの方々が集まり大盛況!





6時30分

ここの朝市の人達はみんなホントに良い人ばっかりですから、これからもどうかヨロシクお願いします

オダ会長の挨拶の後、
狼煙(のろし)の合図とともに苗のプレゼントが始まると……



プレゼント場所は老若男女イヌまで集まり、長蛇の列!!



200個用意された花の苗がどんどん配られ……



どんどん無くなってゆきました!



こんなに小ぢんまりと運営している朝市で、
200個ものプレゼントがアッというまにハケるのですから、
来客率の高さ…ひいては地域への浸透ぶりを物語っているとも言えるでしょう。
三八城山日曜朝市は都市のド真ん中に深く根ざした、“市民に愛される朝市”なのです。



「八戸駅前朝市」「三八城山日曜朝市」共に、
近代的な24万人都市:八戸の中で、心安らぐオアシス的存在として今期もホノボノ開催されてゆきます。

 

八戸の「意気」、湊の「義」

 
本来ならば本日4月3日は「日曜新鮮市」が開かれるはずだったJR陸奥湊駅前。
しかし日曜新鮮市を開催する八戸市営魚菜市場では、スタッフ(組合員、イサバのカッチャ達)の一部関係者に被災者がいたことなどから、残念ながら本日の本開催は見送りとなりました。

しかし、湊商栄会(商店街)の会長・ミウラさんの呼びかけにより、陸奥湊駅北口前観光案内所付近を利用した「日曜新鮮市 復興応援ver.」が開催されることとなったのです!




震災の影響で中止となった「八戸みなと朝市まつり」チラシの上に貼り付けられた
「復興応援日曜新鮮市 がんばろう湊」のチラシが印象的です!


湊周辺には、「復興応援」に意気を感じた方々が多数あつまり、陸奥湊駅前を中心に陸奥湊駅前通り全体がタダナラヌ雰囲気…というか 、熱く燃え上がっていました!



観光案内所では7時から「八戸せんべい汁」のお振舞いなどもあり、日曜の早朝だというのに、いつも以上に大勢の人で溢れています。



背負いカゴ侍やホンモノの背負いカゴ・カッチャの皆様、中には震災の影響を受けて休止中の館鼻岸壁朝市出店者や北のコナモン博覧会参加店の方々の姿も見えます。



なにより、今この現状にナニカをしなければならないと感じた方々がウワサを聞きつけて集まってきたという独特のムードは、好もしい“迫力”みたいなモノとなって町中にどんどん波及しているようでした。



そして、なんと!
タレントの十日市秀悦さんも急遽(前日の夕方あたりに御当人自らの参加申し入れがあったそうです!)「イサバのカッチャ」として進行を務めてださることとなったといいます。



ほとんど急ごしらえで開催された「日曜新鮮市特別版」に、この信じられないくらいの参加者の数!
(演台上、観客、出店者、利用客、主催者…全ての人が参加者であり当事者でした)

ほとんど We are the Hachinohe, We are the children の世界です!

十日市さんの「イサバのカッチャ」で目頭が熱くなったのは初めてです…。



湊サイコー!



また、陸奥湊駅北口前会場の逆側南口付近で開催している「湊山手通り朝市」も、3月20日初開催以来の盛況に輪をかけて多くの人出に賑わっていました!



こんなふうにみんなで団結して相乗効果を生み出していけば、きっと復興も順調早急に進んでゆくはずです。
そして、復興が完了したときには、震災前以上に力強く素敵な八戸・湊に生まれ変わっているはずです。