全国朝市サミット総会翌日の11月6日朝早く勝浦朝市に出かけました。
勝浦朝市は、 毎週水曜日の定休日を除き毎朝午前7:00〜午前11:30ごろまで開催されています。月はじめから15日までは下本町、16日から仲本町というように月の前後半で開催場所が替わります。
その日は下本町でしたが、当日は「いんべやぁフェスタ」もあるからか、思いの外、出店者は少ないようでした。
それでもお寺近くの通りに並ぶ晩秋の露店は、かつての名作映画「男はつらいよ」シリーズにでも出てきそうな日本の情緒と風情を感じました。たまたま試食して買った、わらび餅のお店のおじさんは(と言っても多分私とほぼ同年代)、勝浦が気に入って東京から引っ越してきたと言っていましたし、自分で海苔を作っているという女性は横浜かどっかの出身でした。
惜しまれつつ終了した八戸の片町朝市を彷彿とさせる朝市です。
9時からは勝浦市で恒例「いんべやぁフェスタ勝浦」と「第15回全国朝市物産展」とが併せて開催され、多くの来場者でひしめきあっていました。「いんべやぁ」とは地元の方言で「皆で一緒に行こうよ……」との意味だそうです。にぎやかなまちづくりをテーマとして開催される「いんべやぁフェスタ勝浦」は、市内最大の青空市場で、中央商店街には、地元の産物などを販売するおよそ130の出店が立ち並んでいます。
メインステージでは吹奏楽などのイベント、商店街の大売り出しや豪華景品が当たるスタンプラリーのほか、大道芸も行われるなど華やかなものでした。
●勝浦朝市
天正の時代から400年以上続いている勝浦朝市は、石川県の輪島・岐阜県の高山と並んで「日本三大朝市」の一つと言われ、年間20万人ほどが訪れているといいます。
採れたての野菜や果物など山の幸や、漁港で水揚げされたばかりの魚介類などの海の幸の新鮮な食材のほか、自家製の漬け物・つきたての餅・赤飯・しおから・なまり節や干物などの加工品、竹細工・木工細工・わら細工など工芸品も店先に並べられています。
下本町(毎月1日~15日)
仲本町(毎月16日~月末)
出店時間 午前7:00~午前11:30ごろまで
定休日 毎週水曜日
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