2011年12月25日日曜日

八戸の年末が始まる【館鼻岸壁朝市】

「コイツら寒くねぇのかよ?」!!!
この寒いのに平気な顔してノホホンと館鼻の海面に浮かぶ水鳥達に悪態のひとつもつきたくなる、今朝の気温は−4℃以下!


まいなすよんどいか

「才八Ξ〜]”廾”イ7〜又」(オハヨウゴザイマ〜ス)

寒さで顔が強張って口がうまくまわりません。

しかし、それでも八戸の人々は夜明けさえも待ちきれず嬉々として朝市に集まって来るのです。


まだ明けきらぬ極寒の館鼻岸壁には、いつものオイシイ湯気がいつもより多め多めに立ちこめます。

まるで2019年のL.Aのようです。(映画:ブレードランナー参照)

そしてレギュラー日曜開催今期最後(臨時朝市含まず)となる12月25日の早朝。
昨夜からの通しで朝市に辿り着いたのであろう…

サンタクロースが…


サンタクロースが…



サンタクロースが…



サンタクロースが…



サンタクロースが、アッチコッチに出没してサンタクロースだらけです。

そのうえ、


年越し用品



お正月用品



お節料理



年越し蕎麦



アレやコレやが朝市会場に溢れんばかりに並び、



館鼻岸壁朝市らしい和洋折衷ナンでもアリのメガミックス感が極まっています!



なんでも揃う館鼻岸壁朝市。



年末に大勢の人々が買い出しに集まるこの朝市自体が、八戸らしい暮れの風物詩なのです。

2011年12月18日日曜日

そば処たてはな 【館鼻岸壁朝市】


八戸は、「だし山車エコ募金」などで地域に貢献する八戸麺親会各店を中心とする美味い本格蕎麦屋が多く、南郷地区では上質な蕎麦の栽培も盛んな蕎麦の名所です。

そして館鼻岸壁は、また別のウマいソバ屋が多い、ソバの“名所”なのです。


館鼻でソバといえば、お馴染み『漁港ストア』。
もはやハマのソウルフードといってもいいくらいの超定番です。


濃いめのツユに天ぷらのコロモが馴染みはじめたくらいのアツアツのソバは満足感タップリの食べ応え。
早い・安い・うまい! と、立ち食い系のお手本のようなソバに、お昼時はもちろん平日でも1日中お客さんが絶えません。




そして日曜の朝ともなると、ここ館鼻岸壁にはもっともっと多くの「ソバの名店」が開店します。
そんなこんなで今朝はウマいソバを求めて館鼻岸壁朝市をウロつきます!


……なんと!
未明から続く雪が降り積もっているではありませんか!



「雪が降ってるのに朝市?!」と驚いてしまうかもしれませんが、ところがドッこい、焚き火をしたり、暖房器具を用意したり、みんなソレゾレに暖をとり、思い思いに「雪の朝市」を楽しんでいる様子。
そんな中でも、もっとも正しく一般的な「朝市流あったまり方」は、やっぱりなんといっても「温かいものを食べる」でしょう。


あったまる冬の定番「鍋」については、八戸ど〜樂フリーペーパー「あばっせ!」第6号をご参照ください。
あばっせ!

今朝は、館鼻岸壁朝市そば屋めぐりです。



まず館鼻岸壁朝市で真っ先に思い起こすソバ屋といえば、朝市会場突き当たり角の「揚げたて天ぷら・そば・うどん」の店。


以前にも紹介したとおり、場内で一番広い店で100を越えるテーブル席を用意している館鼻岸壁朝市のメイン食堂的なソバ屋です。
おまけに注文時に福引きをして当たりが出れば揚げたて天ぷら盛り合わせがもらえるという心憎いサービスもあり、いつも行列ができている人気店です。

ちなみにコチラの店は江陽の朝市にも出店しています。


同じく、その場で揚げた天ぷらと、そば・うどんを楽しめるのが「らーめん三八」朝市店。
この店ではラーメンなども食べられるので、家族連れや団体様などみんなでいろいろ食べたい時には、ここがオススメです。

ちなみにコチラの店は江陽の朝市にも出店しています。
さらに陸奥湊駅通りにも店舗を構えています。


そして、
館鼻岸壁朝市ツウが立ち寄る、知る人ぞ知る「手うちそば」。


季節の地場産品が山のように並ぶ青果エリアの真っ只中で、埋もれるようにして蕎麦を切り、茹でる店。


旬の香りに包まれて、そのテキパキとした姿を見ながら蕎麦を手繰っていると「蕎麦も地場産品なのだ」と実感できます。




沢山の野菜・果物に囲まれて、朝日がガンガン差す簡易テーブルで食べる蕎麦切りは「そばかっけ」よりも御当地感が強く、味わいも親しみも深く感じられます。


館鼻岸壁朝市では他にも、自家製麺を販売する方々や大手製麺所なども出店しています。
またソバだけにとどまらず、うどん・ラーメン・焼きそば・ジャージャー麺などなど、各種麺類が豊富に揃っています。



……というワケで、
雪が舞う今朝は、
アツアツの揚げたて天ぷらソバがことさらに旨かった!
のっけた天ぷらは、八戸らしくイカ天+ゲソ天+エビ天の豪華トリプル盛りです!


温かくてウマいソバを食べて心底あったまっていたら、雪も止み朝日がさしてきました。
寒さに硬く強張っていた皆さんの表情も柔らかくほぐれています。



館鼻岸壁朝市は12月25日と29日・30日(臨時開催)までやっています。

歳末は館鼻で年越しソバのハシゴと洒落込んでみましょう。
 



2011年12月16日金曜日

12月の朝市

JR陸奥湊駅前歌碑
JR陸奥湊駅北口前 歌碑



降りかゝる
        雪に筋子や
                陸奥湊

— 草間 時彦 —




山手通り朝市

暗くて寒い12月の朝だけれど……

湊界隈の朝市は、ここからが本番です!



年越し用品の買い出しは、朝市で!

歳末陸奥湊駅前朝市

2011年12月11日日曜日

今朝も月がみている 【館鼻岸壁朝市】


皆既月食を終えたばかりの月が浮かぶ八戸港の……朝?!



まだ真っ暗なのに、時刻だけは「朝」です。

周囲は暗いけれど「朝」なので朝市はいつもどおりに開かれています。


裸電球が眩しく感じるくらいの「夜明け前」が、6時を過ぎたくらいから急速に「夜明け」〜「朝」へと移行してゆく、この瞬間が今の時期の朝市の醍醐味のひとつです。



精神安定や癒しの効果があるとか無いとかいう脳内ホルモン「セントニン」は、朝日を浴びてウォーキングをすると活性化するとかなんとか言われているとかいないとかだそうです。



今の時期の遅い日の出の中で、総延長距離およそ800mにも及ぶ館鼻岸壁朝市をグルッとひとまわり往復するだけで、なんらかの“効果”がありそうです。(※…個人の感想であり実際の効果・効能を保証するものではありません)
……あるいは無いかもしれないけれど、凛と冷え込む早朝の澄んだ空気と刻々と昇る陽光の中を歩くのは甚だ爽快です。

まぁそういった意味でも、今も朝市が“旬”なのです。



1日が、そして1週間が始まる日曜の夜明けを、「朝」真っ只中で体感する!

買い物だけが朝市の目的や楽しみではありません。
特に用が無くたって、朝市に出掛けてウロウロしてみましょう。

きっと何か“良いこと”がありますよ。

2011年12月7日水曜日

凍みる夜、朝市の暖かさが沁みる【はちのへ冬灯り】

あれから数日……

はじめて半纏以外の衣装を着せてもらった小便小僧さん
今夜は更に一丁前にサンタ袋を担ぎライトアップまでしていました。
小便小僧サンタコスプレ

サンタ度ドUP!

そんな特別な今夜、
八戸市庁別館前市民広場で「はちのへ冬灯り」のオープニングセレモニーが賑々しく、そして荘厳に開催されたのです。

はちのへ冬灯り

このコ寒い中。(ホ・ン・ト・ウに、寒かったんだ ブルブル
チビッコ達の元気な出し物や心温まるステージなども催され、ライトアップされたヒマラヤ杉を一際に引き立て輝かせていました。

はちのへ冬灯り

そして、大勢の人々が集まった市民広場には、

はちのへ冬灯り

八戸名物の朝市や夕暮れ市で大活躍の人気店も数軒ケータリング出店していて、

はちのへ冬灯り

出来たてアツアツの美味しさで訪れた方々を暖めていたのです。

はちのへ冬灯り

チョッと懐かしいようなホッとしたような気分になり、なんだか妙に落ち着きます。

八戸の朝市は当然朝に開催されるモノだけれど、じつは日曜朝の朝市会場だけでなく、普段から各所で継続的に“流れて”いるものだと思えなくもない。
だからこそ「朝市」は八戸の名物として、そして文化として、街に確かに根付いていると実感できるのではないだろうか?
…だろうか?
…だろうか?
…だろうか?

はちのへ冬灯り

八戸の場合、
ヒトが集まれば、そこが朝市会場だ!

強引〆御免(>_<)ゞ